はじめに
あなたの職場の業務は全て効率よく回っているでしょうか?
上司が業務効率化を極めている場合は別ですが、大抵の職場では無駄だなと思う業務工程が少なからずあると思います。
ただ職場のルールに則って業務しているという方はそれが基準となってしまっているので、
もっと効率の良い方法はないのか?とも思ったことがないのではないでしょうか。
業務効率化は決してバカにできません。
些細なことでも無駄を削減できると時間を確保できます。
その空いた時間にできることを探して作業できれば、トータル仕事が早く片付きます。
また業務効率化について考えずに仕事をしているとどんどん業務が複雑化してきて、
やる工程が増え、ミスが増え、仕事が終わらない、、などの悪循環に陥ってしまいます。
そこで今回は業務改善の基盤となる「ECRSの原則」というものを紹介します。
ECRSの原則とは
E:Eliminate(排除)
C:Combine(結合)
R:Rearrange(交換)
S:Simplify(簡素化)
の4つの頭文字を取ったものです。
今
A 工程 → B 工程 → C 工程
という工程があるとして、それぞれどのように効率化を図れるか詳しく見ていきましょう。
・Eliminate 排除
☝️不要な工程があるのではないか
A 工程 → C 工程
・Combine 結合
☝️一緒に行なうことで作業効率が上がるのではないか
A 工程 → BC 工程
・Rearrange 交換
☝️工程の順序を替えた方が効率的にならないか
A 工程 → C 工程 → B 工程
・Simplify 簡素化
☝️一つ一つの工程を簡略化できないか
A 工程 → B 工程 → C 工程
ECRSの原則はこのように考えます。
組み合わせでもいいですし、どれか一つだけを取り入れるというのもありです。
最後に
上に挙げた4つの視点で考えると、日々の業務効率を上げることができます。
「今までこのやり方だったから、、」と古いやり方に固執するのは良くないです。
良くないというか、もったいない。
新しいやり方で始める時は確かに手こずります。
でもそれは新しいルールに慣れるまでの話。
慣れてしまえば、あなたには対価として貴重な時間が付与されます。
今のルールが最善だと思わず、ECRSを用いて何か改善できるものはないかと考えて効率よく仕事できる自分・職場を目指しましょう。
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