はじめに
タスクとは「仕事」のことです。
日々業務に追われている我々看護師ですが、やることが多くて何から手をつけていいかわからなくなってしまうことってありますよね。
最初は僕もそうでした。
担当患者が多い、ケアが多い、手術・透析・検査出し、他スタッフからの頼まれごとなどで抱えるタスクが多くてパニックになっていた記憶があります。
そんな時は優先順位を考慮したタスク管理が必要となります。
僕はタイトルは忘れましたが何かの本を読んだことがきっかけで自分の仕事方法の見直しができ、効率良く仕事を回すことができるようになりました。
本に書いてあったこと丸々ではなく、自分用にカスタマイズしたものを今回ご紹介します。
タスク管理の方法
①やらなきゃいけないこと(抱えるタスク)をリストアップする
まずこれをすれば、やるべきことの把握ができます。
「何をすればいいかわからない」の状態から「何からすればいいかわからない」の状態に脱出でき、ひとまずパニックは落ち着きます。
②優先順位をつける
次に、①でリストアップ中で優先順位を考えます。
すぐやらなきゃいけないもの、時間でやらなきゃいけないもの、後回しでいいもの、今日中にできればいいもの…などを考慮し自分の中で優先順位を決めます。
わかりやすく番号をふったり、ジャンル分けしてもOKですが、リストアップしたそれぞれのタスクがどんな内容なのか、どのくらいの時間を要するのかは自分で把握できているでしょうから、いちいちやらなくてもいいと思います。
番号を振らなくても、一つのタスクが終了したらピックアップしたタスク一覧を眺めて、次に何をやるべきなのか、この隙間時間で何ができるかはすぐ考えられると思います。
③終了したタスクを消していく
ピックアップした中で、終えたタスクはその都度消していきましょう。
そうしていけば仕事全体の進捗具合が把握できます。
またタスクを潰していくことで、仕事が進んでいるという達成感を感じられモチベーションアップに繋がります。
この①〜③の作業を行なうことで、自分がやらなきゃいけないこと、それぞれのタスクを効率良く捌いていく動きが明確になります。
そうすれば仕事の抜けや無駄がなくなって仕事が捗ります。
またこの作業も一つの小さなタスクとしてではなく自然な流れでできるようになれば、効率良く仕事できること間違いないでしょう。
補足
↑では僕なりのタスク管理について話しましたが、補足として「タスクシェアリング」、「タスクシフティング」というものを紹介します。
タスクシェアリング
タスクシェアリングとは、あるタスクを他者と共同で行なうことです。
1人で行なうより2人で行なう方が効率が良いものだったり、1人で膨大なタスクを抱えているという時にシェアすると良いでしょう。
タスクシフティング
タスクシフティングとは、ある業務そのものを他者(主に他職種)に移譲することです。
わかりやすい例で言うと、医師不足が騒がれている昨今の、医師代行業務であったり、特定行為看護師などがあります。
その他規模の小さいところの例だと、病棟での薬剤に関する業務改善で薬剤師に委託できるものはないかなどがありますね。
まとめ
今回は僕が実践しているタスク管理について話しました。
これを真似しろとは言いませんが参考にはなるでしょう。
抜けがなく効率良く仕事をするためには自分なりのタスク管理を確立し、日々実践する必要があります。
また必要に応じてタスクシェアリングやタスクシフティングも取り入れていければ尚良いでしょう。
無駄のない効率的な業務に向けて頑張っていきましょう!
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