献血 幸福感

日常

 

 

僕は単純だ。

 

先日近所のゴミ拾いをして、それが意外と気分良くて、

また何かいわゆる「良いこと」をしたくなり、今度は献血に行くことにした。

 

 

献血は約5年ぶり。

問診などを済ませ献血台に横になる。

 

採血ぐらいだったら定期健診であるけど、

こうして横になって処置を受けるということはほとんどない。

いつもは処置をする側。

 

だから周りをキョロキョロして落ち着かず。

挙動不審だったのは間違いない。。。🤭

 

太い血管は持ち合わせているため無事1回で穿刺は成功!

感謝🙏

 

 

でも当然、刺されるのは痛い💥

 

刺してくれた看護師に聞いたところ、針はまさかの

18G(ゲージ)⁉️⁉️

 

・・・💦

 

 

G(ゲージ)というのは針の太さ。

数字が小さいほど太くなる。

 

通常、点滴や採血で用いるのは22G針が多い。

 

献血は20Gと予想していたがそれより太いとは、、

 

でも18Gを感じさせない軽い痛みであり、穿刺看護師が上手かったんだと思う。

 

 

 

こうして僕は今日患者側を体験してみたわけだが、

もう少し細いとは言え、患者はこれと同等の痛みをいつも我慢しているのかと思ったら流石に同情した。

 

穿刺はなるべくミスらず一回で成功できるよう、

看護師14年目に突入した今でも日々スキルアップの意識は必要だ! 

 

さて、冒頭にも書いた「良いこと」に関連することなんだが、、

 

海外でのこんな実験がある。

 

まず始めに、この実験の被験者の幸福度を調べる。

その後、その被験者をランダムにAグループBグループの2つに分ける。

 

 

【Aグループ】

それぞれに5ドルか20ドルを渡し、

「渡されたお金を自分のために使ってください」

と指示する。

 

 

【Bグループ】

Aグループと同様、それぞれに5ドルか20ドルを渡すのだが、

今度は

「渡されたお金を他人のために使ってください」

と指示する。

 

 

数時間後に戻ってきてもらい、再度幸福度を調べたところ、、

自分のためにお金を使ったAグループよりも、

他人のためにお金を使ったBグループの方が幸福度が高まった

ということがわかった。

 

さらにその結果は、5ドルを渡された人と20ドルを渡された人とで差異はなかった。

 

 

さらにさらに、

事前に行われた予測調査では、

「20ドルをもらって自分のために使う」

ことが一番幸福度が高いと予測していた人が大半だったというところも非常に興味深い。

 

 

自分を犠牲にして他人を喜ばせることでより強い幸福感を得る。

人間というのは意外と優しくできているもんだな。

平和な世界🌍

 

 

僕が行なった今回の献血も、前回のゴミ拾いも、、

自分のためではなく完全に他人のためだ。

 

しかも対象は不明。

その血液がどこの誰に渡るのか、

その周辺のゴミがなくなって誰が綺麗になったと喜んだのか、

 

 

わからない。

 

 

でも終わってみるとやっぱり気分が良い!

例えそれの対象がわからなくても。

 

 

「良いことをした」

というただの自己満足。

それが幸福感に繋がっている。

 

 

 

最後に、

 

 

よくよく考えてみると、、  

他人を喜ばせることで、自分の幸福度が上がる。

 

ということは、

完全に他人のため。とは一概には言えないんじゃないか。

 

 

自分の幸福度が上がってるのなら、結果Win-Winな気がするな。

 

これからもそんなWin-Winのために、自分から何かアクションを起こしていこうと思う🤓

 

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