はじめに
新型コロナウイルスにより、医療従事者だけでなく今や国民のほとんどが外出時にマスクをしているのではないでしょうか。
世を脅かす新型コロナウイルスのような感染症が流行していなくても、我々看護師はマスクをすることが他の職種よりは多いかなと思います。
多いと言ってもコロナ前は、病棟看護師で装着2割、未装着8割ぐらいだったかなと記憶しています。
マスク全員装着となっている今、
改めてマスクのメリット・デメリット、看護師として患者対応で気を付けることについて書いていこうと思います。
メリット・デメリット
【メリット】
・感染予防(お互いに)
・様々な理由で口元ピンチの時に隠せる
【デメリット】
・肌荒れ
・表情がわからない
・苦しい
などがあるでしょうか。
まあ一番はなんと言っても感染予防ですね。
口元ピンチは女性の方が多いんじゃないかなと思います。
デメリットで挙げた「表情がわからない」ことに関して次の章で書いていきます。
気を付けること
我々看護師は、患者が安全・安楽に入院生活を送れるよう援助する必要があります。(病棟の場合)
コロナによってマスク装着が必要となりましたが、それに伴って我々の表情は患者に伝わりにくく、場合によっては極端かもしれませんが安楽を阻害している可能性だってあるわけです。
そこで、患者から見えているところ、つまりは「目」や「ボディランゲージ」が重要になってきます。
ボディ・ランゲージというぐらいですからね。
直訳すると体の言語です。
目だけで伝わる表情だったり、身振り手振りを交えた伝え方だったりが今は特に必要な手技です。
口だけで「フッと」笑うのではなく顔全体で笑う。
本来口頭だけで伝わることでも身振り手振りを少し交えての会話を意識する。
などを取り入れることで、聞き手からの印象はずいぶんと違うものです。
いつになったらマスクを外して患者対応できるのかはわかりませんが、今しばらくはこの辺を意識しながら患者と接していきましょう。
そうすれば円滑で安心できるコミュニケーションが図れ、少しでも安楽な入院生活を送れるんじゃないかと思います。
今のマスク機能が備わった透明のマスクがあれば一番いいとは思いますが。。
もっと言うと、
甘いマスク+透明のマスクを装備できたら最強なんですけどね。
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