サーブレシーブって難しいですよね。
チャンスボールと何が違うって、そりゃなんと言ってもボールが変化すること。
片手にしか当たらないことなんてよくある。
フローターはもちろんなんだが、回転のかかっていないジャンプサーブなんて受ける側からしたら一番厄介。変化+スピードがあるからだ。
さらに、
オーバーで取る範囲ならまだしも、アンダー範囲に来てしまった時にはもう、、
Oh My God!!
さて今回、そんな難しいサーブレシーブに関してだが、ある仮説を立ててみた。
「理論上、正面ではなく体の横で取った方がいいんじゃないか」
という話。
理由とともにみていこう!
①
まず、正面に手を組んでレシーブの面を作ってほしい。
これは言わずもがな、先細りの縦長の面だ。
その面を10に分割(手首を①、脇を⑩とする)した場合、レシーブする位置はだいたい②〜④辺りだろうか。
そして
縦長ということは、「多少の縦ズレをカバーできる」ということである。
(⑨、⑩は面というよりもう胸の域なので、範囲は実質①〜⑧といったところか)
②
続いてボールの変化に関して、
落ちるとか伸びるとかの縦変化はもちろんあるんだが、それは打ち出しからの軌道に概ね準じていることが多い。
それより僕の体感的には、
横揺れの方がはるかに強い。
以上①、②の2点を踏まえると、
横揺れの方が強いボールに対し、縦長で尚且つ②〜④の横幅が狭い面に合わせようとするのは難しい。
では今度は、
横揺れの強いサーブに対し、面を横に使ってみる。
するとどうだろうか、、
横長ということで今度は、「多少の横ズレをカバーできる」ことになる。
つまり
サーブは横揺れが大きいのだから、体の横で取って横長の面で対応した方が面に当たる確率が高い。
ということになる。
基本の基本は「正面に入ること」かもしれない。
でも変化球に対しての返球(面の出し方)だったら正面じゃない方がいい場合もある。
これに関してきちんとした研究結果があるわけではないが、レシーブ面の使い方やボール変化の体感から理論上返球率は上がるはずである。
もちろん、今まで何十年とやってきて正面で取ることが癖付いてる人はやりづらいかもしれない。
全員が全員じゃない。
あくまで理論上の話であり、
あくまで仮説。
返球率のデータがあれば説得力あったんだけどね。
こういったバレーの研究って非常に面白い!
また何か仮説立てて考えてみようと思う。
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