みなさんこんにちは。
ご無沙汰しています。
急にある連休に突入しました。
この時期に連休ということは、、、お察しください。
さて、自宅で過ごすわけだが体を動かすのはしんどいので読書をしてレビューでも書いてみようかと思い立ちました。
小さい頃は読書なんか大っ嫌いだったんですが、社会人1年目バレーボール雑誌を立ち読みしてその後ふらっとビジネス書コーナーに寄ったことで僕の読書人生はスタートしました。
社会人になって視点が変わったのか、興味を惹かれるタイトルばかりで何冊も立ち読みし、一気に読書が好きになっていった。
本はその著者の得意ジャンルの要約が書かれているので勉強のコスパが良い。
ただ、その著者が言っていることが全て正しいというわけではないので、著者の言われた通りではなく、参考にする程度の方が良いんだがそれにしても本の役割は十分だ。
さて今回、数百冊ある僕の本棚から選んだ一冊はこれだっ!!!
思い切ったタイトルだがこれが結構面白い。世の中の成功者って変わり者が多いらしい。
その変わり者を本書では「バカ」と表し、
様々な常識や前提条件に縛られることなく、軽やかに思考を飛翔させられる人
としています。
みなさんは「水平思考」ってご存知ですか?
ラテラルシンキングって言った方が通じるかな。そう、「非論理的思考」のことです。
論理的思考と言われている、垂直思考とかロジカルシンキングとは反対の考え方を
非論理的思考と言います。
簡単な例を出すと、
例)りんごが10個あります。それを3人の子どもに平等に分けるにはどうするか。
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(ロジカルシンキングの場合)
まず3個ずつ配って、余った1個を平等に切り分ける。
(ラテラルシンキングの場合)
10個全部をミキサーにかけてジュースにして平等に配る。
となるわけです。
1の次は2、その次は3、4,5,6,7… (←ロジカルシンキング)
と順序立てて考えるのではなく、
1の次に急に5に行くような、中間過程を飛ばしたりと、前提条件を無視して考えるようなやつですね。(←ラテラルシンキング)
そんな思考法の数々がこの本で紹介されています。
その中で僕が好きなラテラルシンキングをご紹介します。
【魔のカーブ】
「魔のカーブ」と言われるカーブがある。
特定の場所のことではなく、交通事故が起こりやすいカーブ全般をいう。
ここでは看板を立てたり、ミラーをつけたり、ガードレールを強化したりなど、色んな対処がされたが一向に交通事故は減らずその地域の人々は頭を悩ませていた。
そこでラテラルシンキングの登場!
事故がピタリと無くなった斬新な改善策とは、
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A.「植木」
???
答えは道路の中央に木を植える。
というものだった。
事故が起きるのは大抵スピードが出ているから。→ スピードが出るとは、その道が安全だから。道幅が広く確保されていて安全と判断しているから。
というわけで、本来だったら安全なカーブにしようと考えるとこですが、
逆に「安全」と思わせないように道を狭くしようと思ったわけですね。
この発想は素晴らしい✨
本書には、このようなラテラルシンキングの活用例がいくつも紹介されています。
周囲とは違った発想で、周囲から少し秀でた人間になるには必要な思考法だと思っています。
バカと思われたくない、変わってると思われたくないという気持ちもわからなくもないです。
が、この思考法を得てしまったら変人になるというわけではないので、自分の思考法の引き出しを増やすためにも読んでみる価値はあると思います。
ぜひ本書を手に取り、色んなラテラルシンキングを会得しちゃいましょう。
きっと、ものの見方が変わる!
いや、
ものの見方が増える! かな。
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